16日から滋賀県の皇子山球場で行われる秋の近畿大会。来春のセンバツ出場を懸け、16チームが出場する。今夏の甲子園4強を占めるなど、近年はレベルの高さが際立っている近畿地区。12日に発表された組み合わせを基に大会の展望をしていきたい。

市立和歌山の米田、タレント揃いの大阪桐蔭など初日から注目チームが多く登場


 大会初日の第1試合は和歌山1位の市立和歌山と兵庫2位の神戸学院大附。2年連続のセンバツ出場を目指す市立和歌山は、エースの米田 天翼(2年)に注目が集まる。最速148キロのストレートに加え、テンポ良く緩急を使った投球はDeNAからドラフト1位指名された先輩の小園 健太と重なる部分がある。失点は計算できるだけに打線がどれだけ援護できるかが、カギになるだろう。

 創部6年目で近畿大会初出場の神戸学院大附香川西(現・四国学院香川西)を甲子園に5度導いた岩上昌由監督がチームを率いて力を付けてきた。まずはロースコアの接戦に持ち込んで、ワンチャンスをものにしていきたい。

 第2試合は奈良3位の天理と滋賀2位の滋賀学園天理は今年のセンバツを経験している戸井 零士(2年)や内藤 大翔(2年)を中心に打力には自信を持つ。投手は身長188㎝の南澤 佑音(2年)が大黒柱。県3位から優勝を果たした2年前の再来となるか。

 滋賀学園も旧チームから主軸を打つ山田 一晴(2年)と鈴木 蓮(2年)の打撃に期待が持てる。投手は西垣 玲音(2年)、服部 弘太郎(2年)、村田 凌摩(1年)ら試合を作れる選手を揃えており、継投策で強力打線を抑えたい。

 第3試合は大阪1位の大阪桐蔭と京都2位の塔南大阪桐蔭は甲子園で登板経験のある川原 嗣貴(2年)や別所 孝亮(2年)に加え、中学時代に日本代表の経験がある1年生左腕の前田 悠伍が台頭。投手層の厚さは大会屈指だ。野手は夏の甲子園でもスタメンマスクを被った松尾 汐恩(2年)以外にも、主将の星子 天真(2年)や4番の海老根 優大(2年)など中学時代から実績のある選手が多く、今大会も優勝候補に挙がってくるだろう。

 塔南は140キロの速球を投げる野原 元気(2年)が1番投手として投打に渡る活躍が期待される。失点を最小限に抑え、初の甲子園出場を手繰り寄せたい。

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